虎本です。
本日は12/31。
2019年最後の稽古場blogになりました。
稽古場では『華よ咲け』の稽古が加熱。
僕が今、この作品で大事に産み育てたいなぁと思っているのは、ズバリ『命』。
といっても難しい話ではなく、その人物がそこで、精一杯生きているという生命の躍動というか、エネルギーのスパークというか。
といっても難しい話ではなく、その人物がそこで、精一杯生きているという生命の躍動というか、エネルギーのスパークというか。
この作品には殺陣が出てきます。
読んで字のごとく、『殺』。
ハッキリいうと斬られて人が死にます。
読んで字のごとく、『殺』。
ハッキリいうと斬られて人が死にます。
実はステージタイガーでは直接人が死ぬシーンはほとんど描かれてきませんでした。
※死んだ…という説明や設定は出てきますが。
それは僕が、人が死ぬシーンが大嫌いだからです。
※好きな人はそんなにいないと思いますが…。
そして、死ぬということを美化したくないという想いが常にあります。
ずっと悩んでいましたが稽古を重ねる中で答えを見つけました。
『死』を描くのではなく、その人物が死ぬまでに生きてきた『命』をしっかり描こうと。
人は必ず死にます。
人は必ず死にます。
でも死ぬ為に生まれてきたわけじゃない。
その登場人物も、何かをなす為に精一杯生きている。
非業の死を遂げるアイツも、冗談も言えば、恋愛もして、傷ついてまた立ち直る、平凡な日常を生きている。
そんな精一杯生きた人間達の命が連綿と続いていく、そんな物語になればいいと思います。
非業の死を遂げるアイツも、冗談も言えば、恋愛もして、傷ついてまた立ち直る、平凡な日常を生きている。
そんな精一杯生きた人間達の命が連綿と続いていく、そんな物語になればいいと思います。
この作品、毒々しいバイオレンスにはしない。
オシャレなファッションにもしない。
泥臭く、血脈と息づかいが聞こえてくる人間讃歌にしたいと思います。
オシャレなファッションにもしない。
泥臭く、血脈と息づかいが聞こえてくる人間讃歌にしたいと思います。
虎本剛