ピザ食って気力回復、今日もゲンキに梅田です。
全体通し、しましたよ。
写真?
熱気でレンズが曇って取れませんでした!!!
さて、あと数回寝ると本番。
役者陣も気合の入り方が尋常じゃありません。
今回の通しも、文字通り汗の池が出来てました。
そして、衣装は気づけば途中から変色します。
そう、汗が染込んでまるで土砂降りの雨にあったかのように、ビチョビチョになります。
酸素はなくなり、意識が朦朧となり、それでも前に進む。
道は前にしかないのだ。
毎回、汗がー汗がーとか言っておりますが
別に汗が多いからすごいってわけじゃないんです。
汗もコントロールしろと言われてしまえばそれまでです。
ここからは梅田の考えなのですが
梅田は今、28。28年分生きてきたので、28年分心臓が動き、呼吸し、食事し、睡眠してきた。
ただ生きているだけでも、28年分の厚みがあるわけです。
仮に20歳の役だとしましょう。
役をもらってから20年分心臓を動かし、呼吸し、食事し、睡眠することはできません。
でも、少しでも近づくことは出来る。梅田はそう思うのです。
作中に
倍の飯を食い、倍寝たらあっという間に同い年というセリフがあります。
たくさん飯を食べることも、寝ることも出来ないけど。
たくさんの汗をかくことは出来ると思うんです。
いろんな汗があると思います。
でも、汗には思い出も含まれている。
梅田はそう思うのです。
稽古中にかく汗は、その役が生きていた証。
タイガーの稽古場には
みんなの生きた証がたまっているんです。
稽古も残すところあと数回。
積み上げてきた
思い出の物語を、是非。