終演のご挨拶に変えて。
舞台美術WS公演「時追ひ人」
ご来場ありがとうございました!
LINX’S TOKYOに続いて、虎本剛にかわりザキ有馬が二度目のタイガーでの演出に挑みました。
剛さんから台本を貰い、3人の劇団員と演出対役者の関係で向き合うこと。
そして限られた稽古時間で、舞台美術のプランニングが先行して存在する上で、初めて経験する二面舞台の演出をすること。
その上でザキ有馬の作品を作ることと、「ステージタイガー」の作品を作ること。
若手の演出だから〜、とか時間が無かったから〜、なんて言い訳は出来ない。
ましてうちの作品に初めて触れる方にとってはこれがタイガーの代表作。
15分走り続け大声を出し続けありったけの汗を流し切ってくれた白井さん。
膨大な芸の引き出しからアイデアをひたすらに提案し続けてくれた小野さん。
何度ダメだしされても滑っても常に挑戦し続けてくれたネイチャーボーイ森大地。
そしてとても魅力的な機会を与えて頂いた京都ロマンポップ様と、とても素敵な舞台空間を作り上げてくれた舞台美術WSの講師と受講生の皆様。
僕に出来ることは手を抜かず、背伸びもせず。
役者3人の出すものと舞台のを受け止め、最高のパフォーマンスを目指して挑む。これだけでした。
本当に本当に、ありがとうございました。

初めてこの作品で我々を見て頂いた方々、これがステージタイガーです。
ただただ愚直に作品を作ることしか出来ませんが、もしどこか心に引っかかるものがあれば、どうか次の本公演にお越し下さい。
ステージタイガー#005「MATCH」
一年に一度の全力公演を、どうかよろしくお願いします。
http://st-tg.net/_sp/match/
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