ステージタイガー『ランニングホーム』
今日は『場当たり』
場当たり…というのは、音響、照明、道具などのキッカケ合わせ。
シーンごとに細かく切り、返していきます。

稽古場では想像出来なかった照明。
感じる事の出来なかった音の圧力。
そして美術の壮大さ。
まあ、僕は想像してましたけどね。演出家なので。
しかし同時に出る問題もあり。
あれ、思ったよりここ狭い。
あれ、思ったよりこんなに早く動けない。
なんて事も多々あり、上手くいくまで同じシーンを何度もやり直します。
これを想像出来ていないのが、僕の未熟な所です。
とはいえ、強いスタッフワークに助けられ、今日の予定箇所は滞り無く終了。
帰路につきながら、新しい演出を思いついたので、明日試してみたいと思います。
幕が開くギリギリまで、僕らは挑戦していく。
キャストもスタッフも一丸となって!
スタッフ…といえば、何も舞台の上だけではありません。
受付や制作のスタッフ…その中でもさらにお客様に絶対見えない所があります。

ケータリング…食事です。
ステージタイガーには今回食事を作ってくれるスタッフの方がいます。
そのご飯が美味しい。暖かい。
一日暗くて狭い所でジッとしている演劇人にとって、食事は何よりの息抜きであり、楽しみ。
毎日、日替わりで20人以上の食事を作っていただいております。
明日は何かな?なんて事を皆でいいながら、パワーをもらっています。
僕に出来るのはそれを舞台の上に叩き付ける事。
明日の初日から、フルスロットルで行きます。
まだ他のステージは予約可能です。