昨日の夜にブログに書こうと思っていて頭の中で文章を巡らせていたのを、
朝目を覚ますとぽかんと忘れていた白井ですどうも皆様こんにちは。
書きながら思い出していきますので、いつもの古都ながら話は紆余曲折していきます。
最近、古都古都って書いているんで、「事」って書きたい時に「古都」って変換するパソコンが憎い。
そして、淀工の2年生が修学旅行で暖かいところへ行っているらしく羨ましい限りである。
僕は高校の時には北海道へ行きました。道内をバスで行ったりきたりしてほとんどをバスの中で過ごしました。
バスの中を妄想で旅行していたようなものでした。未だ健全な魂を持ち合わせていなかったわたくしは、
ふわふわと夢うつつの数日間で、今や当時の記憶は全くありません。
淀工のみなよ、まずは、無事に元気で帰ってきて呉れ給へ。
書き方が日本文学のようになっているのは本日芥川賞と直木賞の候補が発表された為である。
芥川賞の候補作に選ばれたのは、加藤秀行さんの「キャピタル」、岸政彦さんの「ビニール傘」、古川真人さんの「縫わんばならん」、宮内悠介さんの「カブールの園」、山下澄人さんの「しんせかい」の5つの作品。
一方、直木賞の候補作には、冲方丁さんの「十二人の死にたい子どもたち」、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」、垣根涼介さんの「室町無頼」、須賀しのぶさんの「また、桜の国で」、森見登美彦さんの「夜行」の5つの作品。
との事です。
僕本当偏食気味で、村上春樹さんが大好きなんですけど。
たまに、京極夏彦さん、伊坂幸太郎さん、東野圭吾さん。
今回、候補作として選ばれた作家さんのなかでは恩田陸さんと森見登美彦さんしか存じ上げず。
恥じ入るべき浅はかな知識と経験であります。
あれ?これ稽古場ブログじゃ無いですね。軌道修正。
こないだの稽古でまず気になった
僕たちが稽古を始めてから、いったんの段取りをつけ、1ヶ月半ほどしてからの淀工のみんなの合流、
こういったスケジュールで進んでいました、彼らもその間高校演劇の大会などに力を注いでいたんですよ。
で、彼らが来るまでに、彼らが出るシーンもその場にいる事を想定しながら稽古をします。
このくらい人数がいる中で、この数人は自分の仲間で、このくらいの人数が敵のチームで。
(敵味方、て括りではなかなか適切では無いんですが、今は、こんな言い方をします)
この人らは、これまで仲間だったのに金のために裏切って、
彼は特殊な薬を注射されて気が変になっていて(そんな設定はありません)、
そうやってある程度は頭の中できっちりとシミュレーションして稽古して。
合流してからの稽古で、なんというか、一気に楽しくなったんです。
彼らが何もしてないという事では無いんだけれど、いてくれるだけでこっちの芝居が変わってきました。
いや、それは本当に普通の事なんですけれどね、こういう気付きが、一回一回、着実に、
これからの稽古で起こっていくと考えると、稽古が楽しみで仕方ないですね。
一言簡単に言ってしまうと関係性、っていう言い方になってしまうんですけど、
「役作り」っていう事を考えた時に、例えば「兄弟っていう設定な」ってだけで話を終えてしまう事と、
「この兄弟がどんな経験を共有したかという事を考える」という事の差は、たぶんほんの小さな差です。
浅く考えただけではセリフの言い方がどんと変わる事は無いと思う。
でもあんまり表に出ないちょっとした部分に、見えない大きな変化が出ると思うの。
共演者、とりわけ、今回の稽古で言うと淀工のみんなに、僕はそれを感じたのです。
「媒体」っていうんでしたかね、確か。
二酸化マンガン的なやつです。
や、それが芝居であって、僕がお客さんだった場合に見たいものでもあるんですけどね。
あーもうなにを言いたいんだかわかんなくなっちゃった。
もっと表面的な事を言えばよかった。
とにかくおもしろいよ。みにきてね。
本番は来月1月の21日と22日の土日にあべのハルカスの中の近鉄アート館でやありますよ。
土曜日は19時、日曜日は13時と17時からです。
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