この名作(自分で言うな)と関われるのも、あと僅かかぁ。
今回は久々に、そう、もう五年以上ぶりにです。
稽古中に笑ってしまってシーンを続けられなくなるという珍事が起きました。
いやほんと、わたくし小野愛寿香、どんなおもろいシーンも真顔で乗り切れるスキルを持っておりますが、ほんとに久々です。
登場人物、みんながみんな心が折れてセリフが言えなくなってしまうという事態を目撃するのは。(わたし自身も含め)
これは、久々に…白井の「ケツパイ」と呼ばれる必殺技が登場しかけたシーン。
本人の絶妙のなんとも言えない「ヤバい」と言う顔が、みんなの心をへし折りました。
しかし、失敗しただけでは終わらないのがこの座組。
世界を制した男の思い切りに触発されたメンバー達の他のシーンも熱量が増しに増し続け、
「はじめて人が開眼する瞬間というものを目撃しました」(鍋海・談)
と言わしめるほどの密度の高い稽古に。
わたし自身、まだまだ悩んでいるところはありますが、なんとか食い下がって持ち上げる所存でございます。
どうかどうか、お楽しみに。