白井です。ども。
昼から夜にかけてみっちりと長時間稽古をして帰宅すると、
もうばったりと意識がなくなってしまって、きちんと晩御飯を食べて
お風呂にお湯を張って方までしっかりと使って、簡単な日記を手帳につけて、
気がついたら朝まで眠ってしまっていました。スーパーカップのアイスおいしい。
稽古の終わりは体温が上がっちゃっているもんですから、どうにも冷たいものを欲してしまいます。
晩御飯を食べる時には日本酒を冷やでおちょこに一つだけいただく習慣がついてしまいました。
んなことはどうでもいいんです、でも、急いでアボカド納豆丼を作らないと稽古に間に合わない。
落ち着いてブログを書いている暇もありませんが、みなさま、今年の十日戎が始まりますね。
待ち遠しくって仕方がないのです、屋台とかそういう賑わいが。
中高生の時なんて約束なんかしてないのに同級生の気になっている女の子と縁日に出かける
なんていう妄想をしているうちに卒業式を迎える事なんてのがしばしば、2回くらいありました。
思い立ったが、縁日。
稽古の内容なんてのはあんまり覚えていないもんです。
何度もなんども、繰り返し、しっくりくるまで、おかしな事のないように体に染み込ませます。
プレデターに襲われたシュワルツェネッガーが身体に泥を塗りたくるごとく。
この寒い冬の時期にシャツが2枚では全然足りないって事くらいしか、記憶にないんです。
自分の汗の臭いで気を失い、自分の汗の臭いで気を失う。
ベトナム戦争さながらのゲリラ戦を展開していると言っては過言を通り越して妄言の域ですが。
とにかく、汗にまみれています、えぇと、一部の人だけですが。
きちんとしっとりとしたお芝居を、しているシーンもあるので、その。大丈夫です。
あれですね、輝いて散っていく、美しい負け戦。
今のご時世になると、一回負けるとおしまいで、
まけても再チャレンジできる環境を作れればいいのになっていっている人がいますが
それも然り。
今回のお話の中にも、勝てなかった人がたくさん出てきます。
でも、選んで引いていった人もいれば、信条に従い敵わなかった人もいたりて。
引き際の美しさが見られればいいのかもしれないなぁと思っています。
しがみついてもいいし、しがみつけなかったら手を離しちゃってもいい。
足場はあるからそこからどう立ち上がるのか。なんか、そういう事を考えてしまいますね。
どんな演劇をするのか、ではなく、演劇で何ができるのか。何が伝わるのか。
や、語るに堕ちるとはこの事ですが、僕は、そんな気持ちで見て欲しいなと思ってもいます。
ま、そうでなくっても、筋の通った人間芝居なので楽しんでいただけると思います。
淀工の子達もね、まだまだ未熟で荒削りで、ダメ出しばっかり食らってるけど。
彼らにとってのこの時間っていうのは本当に、青春の時間であって。
まぁ、おっさんの僕も、この時間を青春だと思ってあと50年くらいは生きるつもりだけどな。
でも、彼らの時間も、呼吸も、汗も、声も、僕がどんだけ言葉を尽くしても伝わらない大事な瞬間なんですわな。
下手な言葉を並べるのは、どういう事を考えているのかを知ってもらわないと、見に来てもらえないと思っているから。
面白いから見に来てよ、っていうのでは演劇という今回は二日間しか上演しないスケジュールでは難しい。
映画だったらね、評価とかが後からわかって見に行ってみようかとなる事もあるけれど、演劇はそうはいかない。
そして、駄文をずるずると連ねて稽古に遅刻しちゃうんじゃないかという悪循環。
ま、「おもしろいからみにきてよ」
1月の21日と22日の土日にあべのハルカスの中の近鉄アート館で上演。
土曜日は19時、日曜日は13時と17時からです。
ファイアフライの特設ページを見てみたり
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