ステージタイガー電子戦担当、ザキ有馬です。
本番まで一週間切りました。一度は落ち着いて稽古場日記を書こうと思います。
雪の降りしきる中でしたが、稽古場はなんのその。
いうまでもなくいつも通り汗だくで、
怒号と喧騒が飛び交ったのちに、
佇む登場人物の姿。
いつもの稽古方針にならい、後半の方になればなるほど返し稽古より通し稽古が多くなっていき、役者もスタッフも本番モードへとシフトしていきます。
とくに今回は35人の出演者がいて、写専の子たちを中心としたたくさんのスタッフがいて、いろんな立場の人がいるんだけど、全員が同じ方向を向いていっているのでは、と思います。
もちろんまだまだ通過点でしかなくて、本番の舞台に最高のパフォーマンスをお客様に届けるために高め合っている最中。
自分自身今日のオフを使ってもう一度プランを考え直し、どうやったらこの作品をよりもっと高いものにあげられるか、貢献できるか試みます。
落ち着いていこう。
何度か話題に上がったんですが、「佇む」姿、今回とてもよいところだと思います。
その中で僕は「背中」を見て欲しいなと思います。
アート館の三面舞台をどう使うか、ということに稽古初日に演出から「あまり気にしなくていい」という言葉がありました。もちろん微々たる調整などはしているんですが、
「この席だとあの人の表情が見れない」
じゃなくて
「この席だとあの人の背中が見られる」
ぐらいの気持ちで見て欲しいと。
それぐらい、どこの席から見てもたくさんの楽しみ方ができる作品に仕上がってきていると思います。
まだまだ、まだまだご予約受け付け中。
二回三回と観てもらえるなら、それだけたくさんの発見もしてもらえると思います。
残り稽古は、2回。