ステージタイガーへ

2017年04月25日

稽古場潜入(白井)

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※ちゃんなつこと、竹林なつ帆は同時期に客演があるため出演しませんが稽古場にて代役をしてました。

表題の通り、稽古場に潜入してまいりました。
「太陽のような男たち」というお芝居を作っている現場です。
中之島春の文化祭2017に参加する作品です。
たくさんの劇団さんが20分に全てを詰め込んでお客様を満足させて差し上げる演劇の大イベント。
っていうのが中之島春の文化祭であると思っています。
たくさん面白いのが見れます。ステージタイガーは5月3日(水)の最後のブロック
Cブロックのラストに出場します。時間帯はだいたい18時開演予定。
前のブロックが早まったり伸びたりする可能性もあるので、だいたい、ということみたいです。
1日通し券は素晴らしいことに完売してしまったんですが、僕たちの出るブロック券というのは、
まだ残っているらしいので、ぜひとも、ご予約お願いします。
ブロック券(1500円)でビーフケーキ/劇団ZTON/十三クラブ/劇団壱劇屋/ステージタイガー
上記5団体の作品を見ることができます。

チケット予約はこちらから!!

とはいえただただ見に来てくださいといったところで、どんな話なのか、とか見所がわかんないと仕方ない。
と思うんで、出演しない僕から見た感じをざっくり伝えてみようと思います。
とある酒蔵がピンチ、助けにくる幼馴染、でもその幼馴染は、実はラッキーパンチでちょっと成功した程度。
本当は誰かに手助けできるような力なんて持ち合わせちゃいない。
さてどうしよう、やるしかないのか?どうするの?  って話です。

全くわかんないですね。

ネタバレを気にしないで書いていくとこにいたしますと。
最近は物に着く価値が変わってきたように感じています。
とある個人通販サイトで「日本銀行券」が販売されたり、
形のないもにお金を払うことが多くなってきています、スマホゲームに課金をしたり、
有料動画サイトであったりと。もちろん、衣食住などに関しては根本的には変わることはないでしょうが、
こと、娯楽に関して言えば、みなさんのお金のかけどころがどんどんと変わっていっているように思います。
形のある趣味というものでいうと、本を読んだり、服にお金をかけたり、旅行に行ったり、
娯楽、嗜好品の類において、形の残らないもの、に対する価値が出ている時代になりつつあるのかもしれません。

と言いながらも、僕自身の趣味として「神社巡り」っていうのがあるんですが、
それも、形に残らないものにお金(御賽銭)を払っているんで、ソシャゲと変わんないのかもって思うとクラクラしますけれども。

今回の話は「酒蔵」のお話です。
とにかく旨いお酒を作ろうとする酒蔵があります。しかし、時代の流れはあまり味方してくれないんです。
美味しいものを作るというだけではなく、それを知ってもらう努力をしなければ、続けられない世の中なんです。
衣食住など、生活の最低限から外れたものの価値というのは、求められなければ成り立たないものであり、
そして、今は、案外ネットゲームで宝石を買うことが求められてたりします。
そこで、物語に出てくる人たちはみんなに宣伝をするために動画作品を作ってPRしようと奮闘します。
主人公は過去に映画を撮ったことがあり、それが表彰されて、自分に自信を持ちます。
しかし、そんな自信は大きな都会の中では全くありふれたもので、夢破れて故郷に帰ってきます。
そんな主人公を頼ってくれたのが、酒蔵の主人なんですね。
二人は学生時代の監督と女優で、その女優の思い出の中では、主人公は素晴らしい作品を作る監督で、
その主人公は自分が「何者でもなかった」悔しみや、自分の過去への執着が付きまといます。

なんだ、結局お話について喋っちゃってるぞ。
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これね、なかなか深いテーマであって20分で収まるのかなっていうのが僕の深読みです。
モノの価値がもう最近はグラグラじゃないですか。
日本人が、いわゆるサラリーマンとなって一生働いた生涯収入の8人分が、
日本一偉いとされている人の、さじ加減で、ガサッと使われちゃう世の中で、
それでも一人一人の力では、生きていくのが精一杯。
朝から晩まで働いて、一生懸命働いて、少しのお金で贅沢をするんです。
そうなると、そりゃ、選びますよ、自分は何に費やしたいのか、注ぎたいのか。

いいものを作るだけでいいとされていた時代から、
どちらかというと、安価で手に入りやすいモノが売れるようになってきている
(というのも、一般的な価値観を持っていると、僕が考えているだけかもしれませんが)
そういう中で、作るだけじゃなくって、知ってもらわないと振り向いてもらえない世の中になってます。
僕らも、作品作るだけじゃダメなんだよなぁ、って問題を抱えながら生きていますけれども、
さて、これからどうしたものか、って考え込んでしまいました。
世の中の変化に、争っても構わないけど、目を背けたり逃げたりしちゃいけないんだって思いましたとさ。
お稽古見て、ちょっとそういうこと考えるとどんどん、難しい話になっちゃいました。
そういう生き方をしている人間たちの話ですね。
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とあるシーンで、使われるセリフに「後味はどうだ」というようなセリフがありました。

人生でこれまで選択してきたこととか、取り組んできたこととか、
外からの評価ではなくって、自分でどう思えたか、悔いを残すことなく取り組んでこれたのか、
自分の人生に「芳醇な後味」を残すことができるのは他ならない、自分しかない。
ということを伝えたい作品なんだろうかなー、って。
稽古ではラストのシーンは今日はやってなかったんで、どうなったかはわかんないですけどね。
結構無責任に書いてしまいました。
全くそういうことじゃない、だったらごめん、

南田さんと谷屋さんが酒を酌み交わす、ってシーンがあるんですけど、
ふんわりとお酒のいい香りがした気がしました。
南田さんに後で確認したところ、稽古前にはお酒は飲んでいないということだったので、
演劇が僕に日本酒の香りを嗅がせたようです。

5月3日(水)中之島春の文化祭にて上演されます。
「太陽みたいな男たち」
夕方の18時からのグループの最後にステージに現れます。
それまでは、ウッドデッキにてホットドッグの販売もしていたりします。
このブログを読んで、少しでも気になった方は当日是非とも劇場に遊びに来てください。
きっとお時間を使ってもらっても価値のある「演劇」がたくさん観れると思います。

ブロック券はまだあるようなので、よろしければご予約をお願いいたします。

それでは、また。


posted by ステージタイガー at 02:44| 大阪 | 太陽みたいな男たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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