あれよあれよで本番一週間前。
ザキ有馬です。
今日は通し稽古を実施。
肺活量の限界に挑戦させるモノローグ。
セリフとして語られない関係性まで見せるダイアローグ。
コンビネーションの妙を要求するムーブメント。
一人になって静かに沸き立つ俳優の存在感。
20分という限られた時間で、ありったけの演劇を注ぎ込みます。
泣く泣く切ったセリフや無くしたやりとりも多いけど、きっと濃縮された何かとして舞台上に残ることでしょう。
今回の主人公、佐野巡。
一度は映画監督を夢見て都会に行き、夢破れてイロモノ零細企画会社に入った男。
そんな彼が巡り巡って地元に戻り、あの人とこの町に再会する。
今までの成功も失敗も、きっと何かの糧になる。
太陽とは程遠い奴も太陽みたいに輝く瞬間がある。
「太陽みたいな男たち」は、そんな演劇です。
第2稽古場でキラッキラした顔しちゃって、もう。
【関連する記事】