今回の基礎稽古は客演先に出ていた俳優も戻り、新人3人が揃っての参加。
まず、新人に必要なものは基礎的体力。
走り込みから必要だと言われ、今回の「ユカリ」の稽古前に走り込みをしたことも。
今回はいつものごとくのサーキットトレーニング3セットに加え、
体幹トレーニング(腹筋、コアトレ)を10種類をそれぞれ30秒 これを2セット。
合計10分間、体幹を鍛え続けるというトレーニング。
どうも、白井です、実はその体幹トレーニングは白井が最近毎日一回するように取り入れているもので、
効果が実際に出ましたものでね、シェアしようと持ち込んでみたのです。
きつすぎて結構不評かもしれませんが、白井は負けずに続けます。
私事で申し訳ないんですが、ここ1ヶ月半ほどランニングを継続していてダイエットをしてるんですが、
うまく体重が減らずに悩んでいると、トマトジュースが良いとアドバイスをいただいたり、
自分で調べて栄養価を確認して食事制限をしたりして、体重自体は減ってきたのです。
が、ランニングのタイムはなかなか縮まらず、やきもきしていたところに取り組んだ体幹トレーニング。
これがどうやら効いているみたいで、まだ、初めて一週間くらいなんですが、
取り入れてからのタイムの上がり具合が半端なかったんです
それまでは10kmくらい走って5'30min/kmくらいだったのが4'30min/kmくらいになって
1キロ5分をなんだか超えられてない壁だなぁと思っていたのが割と軽く超えられて、
自分に足りないのが体幹なのかなと思い、劇団員を巻き込んで私欲で筋トレをしました。
稽古時間外でも自主的に割とやっているつもりではいましたが、ここに至り「不足」に気づく、
という事実に愕然とし、や、そんなに愕然とはしていません、文章に山を持たせるためのアヤでした。
自分に何が足りないか、というのに気づくためには、自分は何を目標としているか、
漠然と構えていたのでは仕方ないのですが、でも、そこは人それぞれ。
筋トレが怒涛のように終わると1時間が経過していました。
終了後に「おめでとう」と言ってしまう。
そのあとはアミさん主導のストレッチ。
これも、どの部分を伸ばしているかの意識と、継続が大切。
アミさん自身もダンサーとしての暦はそれほど長いわけではなく(7-8年と言ってました)、
身体も、まだまだ固いと言ってました。
継続して全く変化がないこともあるが、変わりたいと思っているなら続けないことには変化は現れないんです。
そして、苦手なことほど努力しないと成長しづらいんですと。
そして、苦手なものって、一人では練習しづらいので、そのためにみんなで稽古をする時間を取っている。
と思っているところです。
ストレッチの後に発声滑舌を剛さんが仕切り、悪しきルーチン化を防ぐ方法を提案。
最後にインプロを実施。
白井の持ち込み提案を一つ行うが、なかなか、個性の見える結果が出てきました。
これを「不正解」の「間違い」と捉えるか、「双方の間にある感じ方の違い」捉えるか。
演劇ってなんなの?ってまたわからなくなりそうになりますが、語彙力の相違が大きかったなと、
わかりやすい表現で安全策でお茶を濁したり、
その場の空気を楽しんでみたり、
全く意図が伝わっていなかったり、
言葉にならないところに魅力が詰まっている演劇、というジャンル。ですが、
演じる側にはそれを共有して理解するためにある程度の語彙が必要だなと、大きく反省。
ただのアイディア合戦にならないような工夫を次回は考えてこようと思いました。
あと、もっときつめの筋トレも考えてきまーす!