虎本です。
本日より『I CONTACT』の稽古が始まりました。
ご存知の方もおられるとは思いますが。
実はこの作品、昨年3月に行われた作品の再演となります。
(ステージタイガー過去公演履歴より)
松原市より依頼を受け、「ゲートキーパー=命の門番」をテーマに作られた社会派作品。 オーディションで集められた総勢20名以上のキャストと共に、ゲートキーパーとは何か? 自殺予防とは何か? を稽古段階から時間をかけて議論。 そこで出た意見が実際の作品に台詞として多く組み込まれた。
同時に「一度ミステリーを書いてみたい」という作家虎本の思惑もあり、 主人公宅に届いた自殺をほのめかす手紙の出し主は誰か? という謎を解き明かすストーリーの中で、人と人との繋がりについて深く掘り下げた。
上演後の反響は大きく、「初めてゲートキーパーという存在を知った」「ぜひ多くの方に観てもらいたい」という声が次々と寄せられた。 実は、前年に上演した「ダイバー・シティ」のその後を描いており、全く同じ登場人物が何人か登場している。 ぜひ両方の台本を手に取られた方は確認していただきたい。
たいへん好評をいただき、再び上演させて頂く運びとなりました。
でも、ただ同じ再演をするだけではもったいない。
というわけで、今一度本を読み返し、加筆修正。
もちろんそこに松原市の皆さんの想いも再び込め直して。
同じ作品でありながら、さらに高みを目指した台本に生まれ変わりました。
当然俳優も部分入れ替わり、昨年観て頂いた方にも新鮮な驚きがあるのではないかと思います。
僕が思うステージタイガー『I CONTACT』の変わらないポイントは3つ
•笑って泣けます
•元気が出ます
•観た後に、誰かと話をしたくなります
最近笑顔と涙成分足りてないなぁ〜 最近会話が減ってる気がする〜という方にお勧めいたします。
----------
というわけで1日目の稽古は
自己紹介
筋トレ
発声
という流れからの台本読み合わせ
という流れからの台本読み合わせ
実は、前日に台本を俳優にはデータで配っているのですが…
『あ、目を通してきているな』という人とそうでない人の差が如実にあり、演出家としては面白さと残念さが入り交じった気持ちでした。
『あ、目を通してきているな』という人とそうでない人の差が如実にあり、演出家としては面白さと残念さが入り交じった気持ちでした。
なぜなら稽古が『TRY&ERROR』の場だとしたら、既に1回の『TRY』を放棄している事になるから。
今後の挽回に期待します。
今後の挽回に期待します。
そして読み合わせが終われば立ち稽古開始。
この作品、もちろん派手でエンターテインメント溢れる瞬間はありますが、基本的には『会話』を中心に進んでいきます。
今日は本当に最初の数ページだけを反復して終了しました。
読み合わせ時の白井君の破壊力と
立ち稽古に入った時の西川さやかさんの目力
が素晴らしかった。
いつもに比べれば稽古期間は短めですが、その分密度の濃い稽古が出来ると思います。
ステージタイガーが挑む 社会派ミステリーエンターテインメント。
お楽しみに!