若虎頭のザキ有馬です。おひかえなすって。
昨日は應典院舞台芸術祭スペースドラマネクスト内企画「オープンセサミ」の場をお借りして公開稽古を実施。
一般の方に我々が一体何を志し、どれほど過酷な稽古を行なっているかをお客様とスードンにお見せする事と相成りました。
【稽古前のアップ】
この数回の稽古でのスタンダードとして確立した30分ほどのアップを実施。
する筈だったが、諸事情により演出が遅刻。
時間を持て余す虎たち、そこで誰が言ったか「じゃあ倍やろうか」の声。
・ダイナミックストレッチ
・6分筋トレ
プッシュアップ→クランチ→バッククランチ→スクワット×2
・10分腹筋
・スローロリス
・スタティックストレッチ
・発声
・HIITランマイム
このうち赤字となっている箇所が追加のトレーニングである。
しめて60分の入念なアップ。
今回上演する劇場は松原市文化会館、客席数で言えば最大500人近く。
過去ステージタイガーが経験してきた劇場の中ではトップクラスの規模。
倍の劇場なら倍速く、倍大きく動かねばならない。
生半可な身体では、あの大きな劇場空間には通用しないのだ。
【シーン稽古】
この日は陸上部シーン。内部分裂したチーム内で、不穏な空気が漂っていた。
昨年に比べメンバーが一新したチームだが、それぞれ台本に対して良いアプローチで攻めてくる。
始めてステージタイガーに出演するコンちゃんこと近藤知史の全力の役作りや、
今までのタイガー出演作ではコメディタッチの多かった大城戸くんのシリアスな一面など見所多し。
しかし何より、この日1番を掻っ攫っていったのは、昨年から同じ役で登場の、ダカヒーこと日氏。
怪しさ漂う監督「三条」だが、その勢いは、まさに昨年より「倍増」。
そのキレっぷり、輝きっぷり、、、どこの輝きかとは言わないが、是非とも劇場で体感していただきたい。