どうもアスカです。小野です。
再演祭りといえなくもない、ステージタイガー10周年。
数年前に学校公演でやらせていただいた、「OVER&OVER」をまたやらせていただきます。
不変の名作は再演しまくるべきである、決して色褪せない、とも近頃思います。忠臣蔵とかさ、なんべんもやりますやん。次の本公演もそんな感じですよ。お楽しみに。
前と同じ学校ってことですから、もう同じ生徒さんがいないくらい前のことだったんですね。
これは定時制高校のお話です。
学校公演ですから、学校が舞台のほうが共感できるとは思うんですが、ほら、みんな大人だから。キャストが。
だから大人が通う学校てことで。
昔自分は学生の時、映画鑑賞会で山田洋次の「学校」観たなぁと思い出します。
あれはよかった。
あんな感動を、生で、お届けできるかな。したいな。と思います。
さて、再演も繰り返しのひとつではあるんですが、今回の稽古ではとにかく反復練習を。
基礎練も、素振りも、なんでもずっと繰り返していくと、新たなものが見えてくるという体験、ありますよね?誰しも。
演劇の稽古は複雑すぎて、そんな簡単に次が見えてくるというものではないのですが、やはりそれでも反復がないことにはなんのお話にもなりません。
一つの台詞を繰り返し、
一つのシーンを繰り返し、
ひと作品の稽古を繰り返し、
その作品の上演を繰り返し、
学校公演を観たものがのちの世代へ見せる学校公演をする、という繰り返しをつないでゆき。
大いなるフラクタル構造ですね。
なんか最近全てがフラクタルだなと思います。
神は細部に宿るとかもそんなんなような気がするし、
日常の細かいこと、いい例えが浮かびませんが例えば手の上げ下げなんかすらもとある方向性を持って気をつけていると、全てのものの見方や考え方、生き方までもがその方向性に向かっていけるような。
あ、なんかよくわかんないことになってますのでまたいつか、いい例えが浮かんだらお話しいたします。
とにかく、頭おかしくなるくらい繰り返し繰り返し練習しましたよっと。
そんなわけで、こんな熱いお芝居を繰り広げているというご報告、稽古場ブログでした。