謎のエージェントが登場。
…かと思いきや、これは…?
この時代を大きく動かす存在が攻め込んできました!
個人的に嬉しい事が起こる人、
相変わらず不運なことに巻き込まれる人。
「アーアー聞こえなーい」
といってるそばで密談をする人とか。
ぶっちゃけトークをしちゃう人とか。
そして「花嫁」が再び満を持しての登場。
逃げ出した彼女は結婚を受け入れるのか?
それとも…?!!
てな案配で、画像を元にネタバレしないようにふざけた様子でストーリーのご紹介をしたのですが、
実はあながち間違ってもいない。
これ以上のワクワクドキドキと心揺さぶられる展開が、実は待ち受けているのです。
そして盛り上がり切ったところで急にエピローグ?!!と思いきや一番のアハ体験があなたを待っているわけです。
ステージタイガーはネタバレしても楽しめる系の作品が多いのですが、今回に限ってはネタバレしてはいけないワードがいくつかあります。
そのためにここまでをずっと積み上げ続けてきたわけですね。ジェットコースターのてっぺんを目指すように。
だからもっともっと、その登る山を高くしないといけないのです。エネルギーも、パワーも、リズムも、速度も。もっと高く。
すべてに集中し、すべての瞬間に入魂し続け、舞台から袖にはけてもずっとずっとその集中を切らしてはならないのです。
全身すべて指先までもを意識し、すべての体の部位の角度、心をどこに置いているか、空間すべてがどうなっているかに張り巡らせ続けるのです。
空気を、仲間からのオファーを、どこでどう感じているか、どんな風に感じられるか。
待つのではなく、自らボールを拾いに行く心持で、甲子園全部はいるくらい広い範囲を守備する心意気で臨むのです。
(ちょっとヒワイな言い方をすると、全身性感帯ぐらいの準備で稽古も本番もやらねばならないのです。)
そしてその上でコントロールをかますのです。
あと少ししかない稽古期間で全員にそれをマスターしてもらうところまで。行かねばなりません。
気合いさえあれば必ず行きつけるはずです。
白井指導員に「相変わらず言ってる意味がわからない」と言われそうですが。
すでにストーリーだけで充分面白いものを、超一流の作品に仕上げるのは他でもない、生身で立つ我々全員の力によるものです。
「頼むから国立の劇場でもやってくれ」とどっかの偉い人から土下座で頼まれるくらいのクオリティに仕上げるには、誰一人として気も手も1秒でも抜いてはならないのです。
(それこそ何言ってんだですが)
こんな感じで、我々は最高のもっと上の最高を目指して作品作りをしています。
見ようか迷っている皆様、どうぞ、安心して観にいらしてください。
心より、お待ちしております。
以上、小野より現場の所感でした。