先ほど劇場での、打ち合わせみたいなのを終え、とうとう明日が本番です。
日は既にまたいでしまっていますけれども、そんな細かいことはいいじゃないですか。
6月の3日と4日はシアトリカル應典院へいらしてくださいませ。
劇場ではあんまり写真を撮る時間がなかったもんですから、あんまり今日のことは書けなさそうです。
さっき演出からたくさんのダメだしメッセージが届きました。
全員に対して、シーンの頭から最後まで、ここをこう!って感じのやつです。
明日の本番に、少しでも良いものを届けよう!ということですね。がんばりまっせー。
が、写真があんまりないので、文章で攻めたいと思います。
では
「僕とスぺドラ」僕はスペドラに多分2回出ました。いずれもステージタイガーの前身劇団。
2008年には「病的船団」で熱血漢のセッキという役をやらせてもらいましたね。
ここで最優秀賞をいただいて次の年につなげるというわけなんですね。
ケータリング(と言って、劇場から出る時間のない僕たちにご飯を作ってくださる人がいます)の材料で
「卵40個」というオーダーを受けて、「卵40パック(400個)」買ってきた人がいたのもいい思い出。
2009年のスペースドラマでは「ハイツ・カイゴ・パンク」に客演させていただいていましたね。
下の写真の西原希蓉美さんとか、映画で活躍中のとみずみほさん、
大阪での一人芝居を終え、東京での一人芝居に向かっている宮川サキさん、
一週間、日本橋の「和民」に通いつめてお酒を飲んで、和民のワインをすっからかんにしたのが懐かしい思い出です。
應典院の森山さんは覚えているかなぁ?ちょうどドラクエ9の発売直後だったかで、
朝早くに劇場入りして一緒にマルチプレイをしたり、すれ違い通信の状態で劇場の袖中に置いていたり。
今じゃ絶対にヤンないですけど。
どっちの時だったかな、平ちゃん(本若の団長で30’s)の出てる公演が僕らの公演の一つ前で。
楽屋においてあるホワイトボードにがんばれー!って寄せ書きしてくれてたんですよ。
なんか、そういう繋がりを作ってくれて、きっかけを与えてくれるようなところがスペドラだなって、
僕はなんとなくそう思います。
その時のチラシも劇場の階段に貼ってくれているのでお楽しみください。

※写真は匿名劇壇さんの公演の際にホットドッグの売り子をした時のもの
(匿名劇壇さん、東京公演お疲れ様でした)
まぁ、そんなこんなでこういう情報をね、探そうと思ったら、自分の個人ブログとかを見ることになって。
当時はツイッターもフェイスブックなんかもない頃だもんで、散文的であれ、
ちょくちょくブログを書いていた自分よ、ありがとう、というところ。
最近はあんまりペースが上がっていないのだけれど、世の中も変わってきたもんね。
ついでに当時の自分のブログを見ていると、なんだか楽しそうなんですよ。
毎回共演者とツーショット写真を撮って、紹介とかしたりして。
で、最近は僕はそういうのしなくなってきたなぁということについて考えてみたりして。
(中略)
つまるところ、変わったのは周りでなくて自分であると。
「楽しいな」を感じるためには自分から動き出さなくっちゃいけないっていうことです。
スペドラの話から少し離れてしまうんだけれど、
当時の共演者さんの中でもやっぱりお芝居から離れてしまっていたり、
個人的に、会うことが少なくなってる人ってのがやっぱりたくさんいて、
きっと同じ空ん下でいろいろなことに一生懸命やってらっしゃるんだろうけれど。
お芝居においての失敗ってのと人生においての失敗ってのはあんまり結びつけなくってもいいなって。
ふとそう思ったんです、文脈は、全く繋がってないんですけどね。
多分ね、今回のタイガーはキャリアが幅広いんです。若いのから若くないのまで、
若くないのも、まだまだ若手でがんばって行かなな、おもてると思いますけど。
應典院の舞台に立つのが初めての新人は緊張しすぎて集合時間の12時間前に劇場に来るし。
場数を踏んでる方の新人だって案外緊張してるかもしれないし、
成長続けていながら、成長痛に悩まされるときだってあるかもしれない。
そして、僕なんて、緊張しかしない。
何が起こるかわかんないんですよねぇ。
悪いことが僕ら側からは起こらないように、稽古をたくさんしてきました。
明日もなるべく早い時間に劇場に入ってできるだけのアップをして、ベストコンディションで。
って言いながら結構な夜更かしをしてしまっているわけですが。
どんなことがあっても、僕は続けていきたいなぁって思うんです。
でも、もしかしたら、ふとしたタイミングでおしまいになることだってあり得るんです。
けれども、それって、その人生のおしまいじゃなくって、続きがあると思うんです。
僕は今回のこのブログを書くにあたって、自分のブログを読み返して、
名前も顔も忘れてた以前の共演者のことを思い出すことができました。
ま、向こうは覚えちゃいないだろうし、思い出したところで何なんだ、ってことだけれど。
それだけの話だけれど、そういうことなんです。プッツリとお終いになるわけじゃない。
テレビ見る感覚で持てもらいたいとは思わなくって。
会話するみたいに、見せ合いっこしたい感覚、かもしれないですね。
役者とお客さんとの関係って(個人の意見だし真夜中の思いつきです)。

劇場の近くには生國魂神社があります。いくたまさんと呼ばれています。
僕もこないだ初めて行ってきたんですけれども、清々しくって落ち着くところだったんです。
御朱印も頂戴して、縁劇フェスの成功もお願いしてきたんで、ま、何とかなるでしょう。
今回のスペドラは、これまでと違う感覚が結構していて、
何というか、双方向性、みたいなのを感じます。
お芝居の感想なんて、言えなくって構わないんです、日が経って、考えて、そしたらようやく言葉になる。
そんなもんなんで、本番終えた直後の役者になんて、
あれこれどこどこがどんな風にこう感じた、なんてのは言いたきゃ言っていただいて、
「30分も、すごいですねぇ」
くらいでいいんじゃないだろうか、少しだけでも、お話しして、触れ合う機会があればいいんじゃないかな
って思うんです。
なので、まぁ、少しでも声かけてくれたら嬉しいなって思います。

作ってる時も、どうも楽しかったみたいですね、僕。
稽古場で個人練習しているところを写真に撮ってもらってます。
僕はどうも理屈っぽくて、言葉でじっくりと話し込んでしまうみたいで、
そのくせ自分のところはよくわかんない擬音語とかだだ流してますけれども。
しっかりと話し合いながら作っている証拠写真が出てきて一安心しました。
多分、たくさんお話ししながら作り上げた作品になっていると思いますんで、
もしもお時間ありましたら見に来ていただけたらと思います。
3日は前売り券は完売してしまったようですが、
お目当ての劇団さんがあるお客さんもいらっしゃると思いますんで、当日券も出ると思います。
4日はまだまだ予約を受け付けております。匿名性のつながりじゃなくって、縁もユカリもある楽しいお祭にしたいなって思います。
他の共演者さんとも仲良くなりたいなって思いますし、作品も見たいなって思います。
お祭りなんで、なるべくしっかりやりますが、多少のハメは外しましょう。
楽しんで、でもいい作品を届けられるようにがんばりますんで、よろしくお願いいたしマース。
結構長々なっちゃったんで、縁フェスのことについては
この先のリンクをご覧くださいな。
そろそろ寝まーす。
また明日。か、明後日。