正直にいう。今日は締め切りだ。
某コンテストの締め切りで、それに応募しようとシナリオを書いていた。
しかしだ。
自分で撮影する自主制作映画に使いたい。
あわよくば、賞に選ばれて、お金をもらいたい。
この2つが矛盾して。なおかつテーマが決まっているという、賞そのものに縛られて書けないでいた。
正直に言う。スランプだった。
でだ。なんとか捻り出すように書いた作品が出来つつあって。とてもじゃないが、僕の納得のいく作品でないが、賞の趣旨に会う作品になりつつあった。良識ある方が喜ぶ作品になりつつあった。だが、最後までかけない。書く気が起きない。
『媚びた』という感覚がザラリと残って、指が動かない感覚。
それを今日、一緒に落語を観に行ったマッスルフレンドこと谷屋俊輔サン(センスよし)に相談した。
『それはいけないよ。読んでも、誰の記憶にも残らないよ。書き直せ』という趣旨のことを言われた。多分、彼の性格上、ほんまはもっとアンニュイで柔らかい物言いだったと思う。キツいコトバに変換されたのは僕の性格上。
それで、目が覚めて。
結局、書き直した。正直、喧嘩売ってる様な、シナリオになった気がする。テーマに対して強烈なアンチテーゼ。またか。でもいい。すごく満足してる。
書いてて楽しかった気がする。
1ヶ月かけてもできなかったのに、この作品は1日で出来た。
数時間で出来た。
パワーを叩き付けた。
それを送る。
それでいい。
なんかいい。
不安ちゃあ不安なんですけど。
僕が昔、勉強していた時に偉い人にいわれた『作品を作るという事は自分の立場表明を示す事だ』というコトバを思い出して頑張ってみる。
さて、深夜。プロレス見て。誤字脱字チェックして。
送付の準備するか。サニーデイサービスのアルバムでも聞きながら。
posted by ステージタイガー at 03:21| 大阪 ☔|
【旧】水本の日々の出来事
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